技術開発事業

新型圧力開放マンホール蓋及び防臭防錆中蓋

内容

集中豪雨や台風等の大雨時に管路内の空気圧が上昇すると、人孔蓋の飛散、人孔周りの舗装の損壊につながるため、管路からの排気により、圧力を開放することが重要です。一方で、晴天時には下水からの臭気対応や硫化水素による人孔蓋の腐食も課題となっていました。
そこで、円弧上のシリコンフラップにより下水からの臭気や硫化水素の上昇を遮断し、大雨時には管路内の空気圧を開放する中蓋と、グレーチング構造で排気性能の高いマンホール蓋を開発しました。
この中蓋とマンホール蓋を組み合わせて用いることで、晴天時の臭気、硫化水素を防ぎながら、大雨時の管路内の空気圧上昇に対応可能となります。


防錆および防臭型圧力開放装置

設置完了状況

新型圧力開放マンホール蓋(車道用)

新型圧力開放マンホール蓋(歩道用)
実績
令和5年度末までの施工実績として、東京区部で91個、全国で970個の施工実績があります。
本技術は、日之出水道機器(株)との共同開発です。
お問い合わせ先
管路部 管路調整課
TEL.03-3241-2786
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