汚泥処理事業

汚泥処理とは

下水処理で発生した汚泥を固形化
下水処理の過程で発生した汚泥を処理して、固形物にします。
汚泥は、はじめの処理で濃縮を行い、汚泥の濃度を濃くします。この濃縮方法には、地球の重力を利用した重力濃縮や、遠心力を利用した遠心濃縮などがあります。
濃縮された汚泥は、脱水しやすくするため、薬品を混合します。脱水には、ベルトにはさんでプレスする方法や、遠心力を利用した遠心脱水等があります。
この工程で作られた固形物を「脱水ケーキ」と呼んでいます。この脱水ケーキを焼却炉に送ります。

汚泥焼却とは

脱水ケーキを焼却処理し、減量化
汚泥焼却処理は、脱水ケーキを焼却して灰にし、埋立て処分などを行います。
脱水ケーキは、搬送されて焼却炉に投入されます。焼却炉で短時間に焼却処理を行うと、灰として最終的な姿になります。この灰は、埋立て処分をするために、混練施設で処理を行い、指定処分場に送られます。また資源化のため、利用もされています。
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